こだわりの石墓ブログ

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未来を照らす狛犬

石材 2024年04月23日

倉田八幡宮に奉納される「獅子狛犬」をご存じでしょうか。
このたび、台座の作成と狛犬を含む全体施工の依頼がありました。

今回お話するのは、地域おこしに熱心に取り組んでいらっしゃる福田修三さま、川口敬恵さまより依頼の「300年、500年」と末永く存在し続ける「獅子狛犬」です。この狛犬は地域を見直し、活性化させ「困難な時代を生き抜く」シンボルとして私たちを見守っています。

施主さまの考えに思いをはせると、この狛犬の役割とは、氏子の方々、参拝する人々、ひいては地球全体に「未来に対する希望」「取り組む勇気」「それらがもたらす心豊かな社会」の創造にあると確信しました。

石種の決定

施主さまの意見を尊重しながら狛犬制作者さまと打ち合わせていくなかで、重要なものが石種です。
狛犬は石材として、白みかげの「花沢石」を使用し加工はこたたき仕上げで、すりガラスのような見え方にしようと決まってゆきました。

台座には白みかげ「G603」を使用しました。

台座のデザインと加工

デザインは、垂直な直方体型のもの、間知石を積んだものでなく、上面より下面の広い台形状となりました。
下台はシンプルな四方形、上台はスリットのついた小さな階段状にしてせり上げていった上に、狛犬が座るデザインに決定しました。
また石材は白みかげを使用し、表面を「本磨き仕上げ」に加工しました。
こうして、程よく石材を主張しながらも、優れた狛犬とバランスをとった台座となりました。

基礎工事

倉田八幡宮の鎮守の森は、樹齢1000年といわれる大銀杏があります。
さらにタゴノキの巨樹や低湿地を代表する自然林を残す、学術的に貴重な場所として国の天然記念物に指定されています。
このような現場の特殊性を考慮した基礎工事を行いました。
狛犬は重さ1.6トン、全高2.1メートルです。設置場所が低湿地であることを考慮して、普通地盤の3倍の強度に設定して基礎工事を進めました。

設置場所

宮司さま、施主さまとの協議結果、正面の鳥居下、手水舎横にたたずむ狛犬は、鎮守の森に調和しています。
さしこむ太陽にあわせて、朝昼夕で変わる狛犬の表情も楽しむことができます。

進化する狛犬

江戸時代、鳥取藩主の池田家が一族の氏神と定めて以来、倉田八幡宮はこの地方の信仰を集めています。
この由緒ある神社に、こうして新しく狛犬が鎮座しました。
他に類をみない百獣の王、ライオンを模したものです。
邪気を払うという意味をもつ狛犬によって、不安、混乱、混迷であふれる現代に明るい光がさしこみます。
この狛犬と向き合うと、元気や勇気、希望が湧いてくることでしょう。


春は「出会い」と「わかれ」の季節です。
毎年この季節にになると、卒業や異動、入学や入社などを迎えるかと思います。
新たな環境へと身をおく方も、心機一転、期待に胸を躍らせていることでしょう。

出会い

2024年の4月1日は新年度の始まりでありながら、週初めの月曜日という
未来への第一歩を踏み出すための最高の起点にふさわしい、またとない巡りあわせの日でした。
また最近はコロナも収束に向かい、以前のようなにぎやかな光景がみられるようになりました。
これまでよりもたくさんの人と、親密な関係を築く機会が得られることでしょう。

新天地での出会い

初対面の人との何気ない会話が、偶然の巡り合いが、今後の人生を大きく変えることもあります。
さらには一生の師や友に出会えるかもしれません。
願わくば、新たなよい「出会い」に巡り合いたいものですね。

わかれ

旅立ちのわかれ

「出会い」の数だけ、「わかれ」があります。
これまで心の支えとなった友人、ご指導いただいた先生、チームを率いてくださった先輩など、
苦楽を共にした人たちとの「わかれ」は、惜しみながらも自分たちでは変えられないものであり、旅立つ側も見送る方も非常につらいものです。

散った桜の花びら

希望の出会い

しかし若い世代の「わかれ」の先には、必ず新しい出会いが待っています。
その「出会い」がもたらす未知の経験や予想外の出来事は、私たちを成長させる鍵となるのです。

今はつらい「わかれ」ですが、その先にある楽しい出会いを夢みて、
成長させてくれることに希望をもって、新たな事に挑戦していきましょう。

永遠のわかれ

一方、年を重ねてからの「わかれ」で最も切ないもの、避けては通れないもの、それが死です。
その人との出会いや共に過ごした時間が、長い人生に与えてくれた喜怒哀楽などの「人生の機微」は、かけがえのないものになります。
またこの「わかれ」は必然的に人間の「生」と「死」を真剣に考える機会でもあります。
しかし人生経験の浅い若い世代には、これらの重要性は実感しにくいものです。
そのため、その大切さを若い世代に伝えることで、これらは価値を増していくのです。

まとめ

私たちシルバー世代にとって、残された人生をよりすばらしいものにするためのお手伝いになればと思い、「とっとり終活ホットライン」を立ち上げました。
シルバー世代が心身ともに豊かに生きられるよう、これを私のライフワークにします。
若い世代にあこがれるようなシルバー世代を目指いしたいものです。
願わくば、若い世代とシルバー世代が共に元気よく生きられる世の中にしていきたいものです。

桜と菜の花

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とっとり終活ホットライン 090-3748-9960


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