9月23日 雲山はまなす会 依頼講演
8月に鳥取市老人クラブ連合会理事研修会のご依頼により開催いたしましたセミナーが好評だった結果、雲山はまなす会からご依頼をいただきました。
今回も前回同様「終活は『死にじたく』より『楽しい老後』」をテーマとした終活セミナーを開催いたしました。

この度は男性6名、女性5名の方にご参加いただきました。
前回は男性の割合が多い印象でしたが、今回のはまなす会では男女比がほぼ同等でした。
「身の回りの整理」「墓じまい」気になる方が多数
講演後の質問では、「身の回りの整理」「墓じまい」に関する質問が多いという点で印象的でした。
セミナー後アンケートにご協力いただいた結果、やはり「身の回りの整理」にご興味がある方が大半を占めていました。
この結果を活かし、とっとり終活ホットラインは今後ますますの成長を遂げていく所存です。
とっとり終活ホットラインでは、今後もセミナー開催やブログを通し、「よりよい未来、よりよい自分」を目指して、みなさまとともに歩んでまいります。
過去セミナーの様子や参加者のアンケート結果、終活に関する情報などをブログで公開しております。ご覧ください。
また電話やホームページより、無料相談をいつでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
「秋のお彼岸」だからこそ墓地整備を
真夏の暑さも少しずつですが落ち着きをみせ、夕方には涼しさを感じる季節となりましたね。
夏休みも明け、平日の朝から聞こえていた子供たちの遊ぶ元気な声が聞こえなくなったことに若干の寂しさを覚える、そんな今日この頃です。
この夏は、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
なぜ「秋の彼岸」にお墓参りにいくのか
今年の秋の彼岸はいつ?
そして今年も「秋の彼岸」がやってきます。
2025年の秋の彼岸は、9月23日の秋分の日を中心に、20日から26日の一週間です。
ところで、なぜ秋分の日に合わせてお彼岸にお参りに行くのか、ご存じでしょうか。
あの世とこの世が最も近づく日
春分の日・秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むため、西方浄土(阿弥陀如来の極楽浄土)に通じやすい日と考えられています。
また昼の長さと夜の長さが同じになる日でもあることから、「あの世=彼岸」「この世=此岸」と近づく日でもあるのです。
この二つの世界の境界が接する日だからこそ、私たち此岸にいる人々が、彼岸から見守ってくれている故人さまに会いに行くのですね。
この時期に「墓地整備」をする理由3選
暑さが納まる季節
秋は太陽も陰りをみせ、長時間日光に照らされていても比較的心地よく感じる時期。
また夏には伸び放題だった草木も落ち着き、整備や工事がしやすくなります。
そのため、夏の雑草・台風の被害を整え、冬前に環境をリセットできる最適な時期ともいえます。

家族が集まる時期
家族や親戚一同が顔を合わせやすいこの期間は、大勢でお墓参りに行くことも多いはず。
その折にはやはり、普段は気がつかないお墓の傷みや雑草が目につきやすいでしょう。
また「細い山道や階段を上る必要がある」「お墓までの距離が遠い」など、お墓の立地や距離にも不便さを感じやすくなるかもしれません。
さらに「今あるお墓のこれから」について話し合う機会としても、よいといえるでしょう。
墓地整備だけでなく、墓じまいや手元供養、永代供養などについても考えるきっかけとなるはずです。
先祖への感謝
秋分の日23日は祝日です。
国民の祝日に関する法律では、この日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。
あの世の故人さまとの距離が近づくこの日だからこそ、日頃の感謝の気持ちを改めて伝える、年に2回の特別な日ということですね。
墓地整備って、なにをするの?
墓地整備には、
・複数のお墓をまとめる
・お墓を移転させる
・雑草を生えにくくする
などがあります。具体的な内容は、過去のブログで詳しく解説しています。

この「秋の彼岸」だからこそ墓地整備を考えることをおすすめする理由がわかっていただけましたでしょうか。
しかし「なにから手をつけたらよいかわからない」、「ウチのお墓の場合は…」そんなご不安やお悩みもあるかと思います。
私たち南口石創では、電話での無料相談やお問い合わせをいつでも受け付けています。
お気軽にご相談してみませんか。
8月20日 セミナーふりかえり
8月20日水曜日 午前10時より、県民ふれあい会館にて「継ぐ?しまう?建て直す?お墓の”これから”を考える時間」セミナーを開催しました。
お墓に関する選択肢や背景について、実際の事例を交えて詳しく解説しました。
今回のセミナーでは12名の方にご参加いただきました。普段のセミナーよりやや小規模の開催とはなりましたが、その分講師と参加者の方との距離が近く、活気あるものとなりました。

不安解消のきっかけに 活気あふれるセミナー
セミナー後も、質問や相談が飛び交う
セミナーでは毎回終了時に質疑応答の時間を設けていますが、今回の質疑応答はいつものセミナーとはひと味違う雰囲気でした。
続々と手が挙がり、なんと5名の方に質問や相談をいただきました。
やはり個人の現状やご家族との折り合い、理想の供養形態などはさまざまです。その分、ご自分に最も合った方法を選ぶというのは困難になります。
その選択には、まず正しい情報を入手することが前提となります。そのうえで集まった情報を整理し、ご自分の状況や希望と照らし合わせることが重要だからです。
そのうえで、現在生じている疑問や不安を抱えずに相談することは、今後必ず役立ちます。
今回みなさんのそのような前向きな姿勢や熱意強く伝わり、主催側としても大変励みになりました。
50代から80代まで、幅広い年齢層
70代・80代の方が6割以上でしたが、そんななか50代の方にもご参加いただきました。
お墓の今後や供養形態を考えるとなると、ご本人だけでなくご家族も悩むことが多くなってきます。
他の参加者のことを知る
セミナーを受講される方は、みなさん同じ関心やお悩みを持つ方ばかりです。
そのような方と交流しご自分が抱えている悩みを共有することで、問題解決のためのヒントとなりこれからどのように行動していくかを明確にすることができます。
その第一歩として、他の参加者はどんな方が多いのか、どのような事に関心をもっているのかなどの傾向を掴んでおくことが必要です。
今回も、セミナー後のアンケートにご協力いただきました。
個人情報保護のもと、このブログで掲載させていただきます。ぜひご活用ください。
(1)年齢
・59歳以下 (18%) ・60~69歳 (18%) ・70~79歳 (27%) ・80歳以上 (36%)
(2)性別
・男性 (54%) ・女性 (46%)
(3)職業
・自営業 (9%) ・会社員 (9%) ・専業主婦・主夫 (27%) ・無職 (54%)
(4)今回受講しようと考えた理由
・自身の終活に備えるため (35%) ・主催者直接案内 (8%) ・テーマに関心がある (35%)
・とっとり終活ホットラインに関心がある (22%)
(5)終活で関心のある項目
・身の回りの整理 (12%) ・医療・介護の希望 (12%) ・相続 (12%) ・お葬式と供養 (12%)
・遺品整理・空き家問題 (4%) ・お墓の管理 (28%) ・永代供養 (20%)
(6)普段、情報を得る手段
・新聞 (68%) ・知人 (32%) ・その他(テレビ、インターネット、雑誌など)

「次回のセミナー案内希望」約7割 リピーターも増加
セミナーでは都度、取り扱うテーマを変えています。また参加された方に「参加した理由」をお聞きしたところ「テーマに関心があるから」という方が多いです。
にも関わらず、違うテーマを扱っている別のセミナーに参加してくださる、いわゆる「リピーター」の方も続々増えてきています。
これは「前回のセミナーで学びが多かった、満足だった」という方や「とっとり終活ホットラインに関心が出てきた」という方が増えてきたのだと考えています。
大変嬉しい限りです。
今後もとっとり終活ホットラインでは定期的なセミナー開催を計画しております。
「継ぐ?しまう?建て直す?お墓の”これから”を考える時間」セミナー開催のお知らせ
8月20日水曜日 午前10時より、県民ふれあい会館にてセミナーを開催します。
今回はお墓に関する選択肢や背景について、事例を交えて詳しく解説します。
今あるお墓の維持管理や、今後について困っていませんか?
年齢を重ねるとともにお墓参りや日頃のお手入れも難しくなってしまいます。
みなさんの抱えるそんな不安を解消するため、
認定終活カウンセラーであり、お墓のプロである南口和秋が、講師を務めます。
また永代供養など他の供養形態についても解説しますので、現在お墓をもっておられない方も是非ご参加ください。

・日時 令和7年8月20日 水曜日
午前10時開会 午前11時閉会 *午前9時半より入場できます
・場所 県民ふれあい会館(鳥取市扇町)
入場は無料です。ご参加の際は、事前にお申し込みください。
お申し込みはこちらからどうぞ。
終活セミナーって、どうして参加するの?
セミナーに参加するメリット
1. 間違った知識を見分ける
「終活」という言葉が広まりつつある現代では、多くの書籍や雑誌が出版され、インターネットやテレビ番組でも大きく取り上げられています。
しかし膨大な情報があるうえ、その中には誤った情報や不確かな情報も多く蔓延っています。
ただでさえ項目が多く、なにから手をつけてよいか分からない終活。
ご自分で取捨選択をしようにも、なにが正しくてなにが間違っているか見分けられない状況では、困ってしまいませんか。
そんなとき助けになるのが、セミナーです。
その道の専門家が、正しい知識や最新の情報をお伝えします。
そういった情報をもとにした具体的な事例を知ることもできる、というのもセミナーならではの貴重なメリットです。なぜならこのような内容は自分に合う考え方をみつけたり行動したりするためのほんととして役立つからです。
また講師と受講者の距離が近いということもポイントで、細かい部分や個人的な質問もしやすく、まさに『痒い所に手が届く』内容となるでしょう。
さらにご自分が関心をもっている項目のセミナーのみ参加する、といったことも可能です。

2. 「終活仲間」とつながる
セミナーを受講される方は、みなさん同じ関心やお悩みを持つ方ばかりです。
そのような方と交流しご自分が抱えている悩みを共有することで、問題解決のためのヒントとなりこれからどのように行動していくかを明確にすることができます。
選択肢を増やし自己の終活の方向性を定めれば、不安を解消し新たな一歩を踏み出すための助けとなるはずです。
また、とことん突き詰められる、良い意味で「終わりのない」終活においては、同じ立場の方との情報交換や交流も重要になってきます。
ご自分の終活の状況を報告したり他の方の進み具合を知ることは、ご自分のモチベーション向上にもつながるでしょう。
また定期的に開催されるセミナーでは「その場限りの交流」ではなく、「これからも続いてゆく絆」をほかの受講者の方や専門家たちと結ぶことができるのです。
3. 家族の不要な負担を軽減、絆を深める
終活は一昼一夜で終えられるものではありません。
ご自分が元気なうちに、日頃から少しずつ進めていくのが肝心です。
いざとなったときに慌てて始めるのでは、ご自分の希望の実現が難しくなってしまうからです。
ご自分に余裕があるうちに準備を進めておくことで、ご家族が対応に困ってしまうといった事態は避けられます。
そのため早い段階からセミナーに参加し終活に取り組んでいる姿は、ご家族にとっても安心でしょう。ご自分に余裕があるうちに準備を進めることで、家族が対応に困ることを避けられます。
また現時点での終活の進め方やご自分の希望について、ご家族や周囲の方とコミュニケーションをとることが、自己の終活と同等に貴重で絆を強め、有事の際に円滑に対応できるようになります。
4. 心の整理ができる
終活とは「これからの人生をよりよく生きる」ためのものです。その準備を進めることは、これまでの人生の歩みを振り返る機会にもなります。
セミナーに参加することで、年齢とともに自己中心になりがちな考え方を修正することができます。それにより自分自身の価値観を改めて見つめ直し、より充実した生き方について考えられるでしょう。
セミナーとは
終活セミナーは、単なる情報収集をする場でなく、新たな出会いや不安の解消のきっかけとなる場でもあります。
終活においてはご自分に合ったスタイルを見つけそれに沿って進めていくことが欠かせませんが、その道のりのなかではご自分お一人では解決できない問題もたくさん出てくるでしょう。
そんなときに力になってくれるのが、「終活のプロ」である専門家や同じ志をもつ仲間たちなのです。
セミナーとは、「『孤立しがちな老後』を、『楽しい気づきの老後』に変える」場なのです。

あなたとともに歩む「とっとり終活ホットライン」
認定終活カウンセラーである私、南口和秋が設立したとっとり終活ホットラインでは、昨年から定期的に終活セミナーを開催しています。
今年3月におこなったセミナーでは、近年よりいっそう耳にする「永代供養」をテーマに、多くの参加者の方々に来ていただきました。
答えありきで限られた情報、限定されたひとつの答えではなく、複数の選択肢を知る。
答えはそれに至る条件を理解したうえで、自分に合う条件を選択し答えを出す。
これが重要なのです。
セミナーでは毎回アンケートに協力していただき、みなさんの興味関心のある項目を次回のテーマとして取り上げるほか、セミナー後に対面・電話での無料相談も受け付けています。
参加者の方々は毎回熱意のある方やよりよい今後のために熱心に取り組まれている方ばかりで、私自身も励みとなっております。
過去のセミナーの様子やブログ、今後の終活セミナーのお知らせは、とっとり終活ホットラインホームページからいつでも確認することができます。
今あるお墓、将来どうされますか?
お墓って、どうして大切?
そもそもお墓とは
お墓は、死者を埋葬するための場所であると同時に、精神的な健康にも影響を与える重要な存在です。
育ててくれた家族に対して育てられた家族が、感謝を込めてその記念として自分たちで建て自分たちで祀るというのが、従来のお墓の基本です。
また家族以外でも、お世話になった人たちが故人を訪ね、お礼を言うことができる場所です。
家族にとっての価値
- これまでの感謝を伝えることができる、具体的な場所
- 年月が経過しても、ともに過ごした記憶を思い出し志を新たにしてくれる場所
- 騒がしい日常生活から離れ、心が安らぐ場所
- 故人さまが自分たちを見守ってくれていることを実感できる場所
お墓は故人さまのこれまでの生き方を示すものであり、いわばその人そのものともいえるのではないでしょうか。そのためご家族にとっては故人さまに会い、心の中でお話をすることができるかけがえのないものとなります。

お墓を受け継いでゆくために
そうはいっても、少子高齢化や都心への若者の人口流出が進む現代では、高齢のご家族がお墓の管理をしていくことが難しい現状にあります。
屋外で時には激しい風雨にさらされるお墓は、キレイにしておくための常日頃の手入れが欠かせません。
しかし家からお墓までの距離があったり複数のお墓の管理が必要な場合、ご家族にとって大変な負担となりえます。
では、今あるお墓を今後も残していくためにはどうすればよいのでしょうか。
鍵を握るのは「整備」
ご家族の負担を減らし今あるお墓を次世代にも残していくには、墓地整備が肝心です。
例えば、
- 複数のお墓をまとめる
- 複数のお墓が別の場所にある場合、それを一つにまとめることでお墓一つひとつの管理により力を入れることができます。
- 複数のお墓が別の場所にある場合、それを一つにまとめることでお墓一つひとつの管理により力を入れることができます。
- お墓を移転させる
- 昔ながらの慣習により、お墓が山の中にあるという例も珍しくありません。
そこでお墓の管理をしやすくするため、家に近い場所や行きやすい場所へ移すという方法もあります。
- 昔ながらの慣習により、お墓が山の中にあるという例も珍しくありません。
- 雑草を生えにくくする
- お墓のお手入れで厄介なのは、やはり雑草除去でしょう。炎天下のもとでの長時間の作業は、熱中症の原因にもなります。また取ってもすぐに生えてきてしまうため、定期的に行わなければなりません。
しかし墓地に敷石などをすると、雑草の生長を妨げることができます。
- お墓のお手入れで厄介なのは、やはり雑草除去でしょう。炎天下のもとでの長時間の作業は、熱中症の原因にもなります。また取ってもすぐに生えてきてしまうため、定期的に行わなければなりません。

新しくお墓を建てるときのポイント
では新しくつくったお墓を今後も残していきたいときは、どうすればよいのでしょうか。
そのポイントは「現状にぴったりのお墓のスタイル」を見つけることです。
小型化
それぞれの家族が、自宅で祀る。これを可能にするのが室内用の小さなお墓、「遷墓(せんぼ)」です。
南口石創がご提供する室内墓の詳細は、こちらから。
デザイン性
古くからの主流である和墓の他にも、洋墓やデザイン墓とよばれるスタイルが増えてきています。
特に洋墓は、故人さまが生前大切にされていたものや趣味などをもとに、理想に近いお墓をつくることができます。
ご家族のためのお墓とは
故人さまを尊敬し感謝して祀るとともに、故人さまと「心の中で対話」することができるのが、お墓という場所です。
この対話は将来へのやる気や元気、勇気を生み、自分の悩みを和らげ解消するためのヒントや助言を与えてくれます。
人生の節目節目で静かに向き合うことにより「人生の意味」や「方向性」を与えてくれるのです。
このようにお墓とは故人さまだけでなく、「いまを生きている人」にも重要な場所なのです。
お墓屋さんの我々からしても、みなさんが生きるうえでの心の助けやゆとりとなってほしいという願いを込めて、日々お墓作りに励んでおります。
ほほえみの「死」って、どんなもの?
死への不安をほどき、いまを生きるヒントを届ける
人は誰しも必ず死ぬ。まさに自分ごとなれど、あまりにも関心が薄いように思います。
対していかに生きるか、どう生きるかはメディアでも広く取り上げられ、本も多数出版され議論もされています。
特に「最近、”終活”という言葉を聞くけれど、なにをすればよいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
「自分の充実した生」を考えるとき「自分の死」を真正面からとらえることにより人生に大切な意外な花の種のヒントがある。ゆくゆくは数々の花が咲き観てる人々に感動が湧き至福の時間が生まれる。
普段あまり考えない、考えようとしない死を考え、人生に活かしたいものです。
「死」の受け止め方の変遷
古代
自然と一体化した死生観が主流。神道の影響を受け、死後も魂が自然界と調和すると考えられていました。
奈良・平安時代
輪廻転生の概念により、死後の世界や次の人生のための修行が重視されるようになると同時に、極楽往生への願いが深まっていきました。
鎌倉~江戸時代
名誉や義理を重んじる武士の台頭により、「死を恐れない」という精神が強調され、死を自己の使命の延長として受け入れる文化が形成されました。
近代
西洋思想が流入し、合理主義や科学的な死生観が導入されました。一方で、戦時中には死を国家や集団のための犠牲として捉える反面、死が身近になることで死への恐怖も広まっていきました。
このように、以前は「死=怖いもの。忌み嫌われるもの」との考えが主流であり、タブー視されてきたといえます。

最近の死生観の変化
「終活」の登場
「終活」という言葉が広まったのは、2009年に週刊朝日で連載された「現在終活事情」がきっかけであるといわれています。
またその翌年にも、流行語大賞にノミネートをされています。
その原因としては、このようなことがあります。
- 少子高齢化が深刻になり、人々がより「老後」に関心を持つようになった
- 医療技術の発展により「治らない病気」が「治る病気」になり、死への恐怖が薄れていった
「死」を見つめなおす、新しい動き
死とあたらしく出会い直す『DEATHフェス』
『DEATHフェス』は、死をテーマとしたフェスを毎年開催しています。
2024年には10代から90代まで約2000人が訪れており、その輪は続々と広がっていっています。
死について明るく語り合う『終活スナックめめんともり』
日本初の常設終活スナックBar『めめんともり』はママたちや他のお客さんと、死についてオープンに語り合う場となっています。
ほかにも入棺体験など、死をポップに捉えるためのイベントを開催しています。
上記でご紹介したように、「死」を見つめ直すためのビジネスも登場し、その活動の輪は日本中に広がっています。
いまをどう生きるか
「死」と「生」
人生は山あり谷あり、困難に突き当たることばかりです。
そんななか、なぜ人は努力を重ねるのか。
それは、困難を克服したときの大きな達成感を忘れられないから。
命は無限ではなく、時間は限られた分しかありません。その限られたなかで、自分がこの世に存在していたという証を残したい。
心臓が止まったとしても肉体が朽ちたとしても、その人が生きていた証と意志は途絶えることなくのこり続けます。
輪廻転生という仏教的な視点でも、生物学的な視点でも「死」は終わりではなく、通過点なのかもしれません。
だからこそ人は後悔しないために今を生き、よりよい未来を掴もうとするのではないでしょうか。
ならば「死」は恐れるべきものではなく、今をよりよく生きるための助けとなるものなのかもしれません。

南口石創と歩む「生きること」の見つめなおし
「死」が「生きること」の見つめなおしなのであれば、お墓は亡くなった人のこれまでの人生を振り返り、感謝の気持ちを表し、その人やご家族にとっての新たな人生の歩みだしを後押しするものです。
従来よりの死生観もあれば、新しい動きの死生観もあります。
そして南口石創は、お墓の専門家です。
これまでたくさんのお客様とともに「死」に向き合い見つめなおし、数々のその人らしい、すばらしい生き方を教わりました。
だからこそ、お一人おひとりのお気持ちに寄り添ったご相談や考え方を共有し、共に歩むことが出来ます。
いま一度「死」を見つめなおし希望を掲げながら、皆様にとってのよりよい人生の一歩を踏み出してみませんか。
どんなに小さな不安や悩みの種も、みなさまとともに向き合ってまいります。
まずはお気軽にご相談してみませんか。