こだわりの石墓ブログ

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こんなお墓、見たことありますか?

お墓について 2024年01月26日

お墓でも、自分の思いを個性ある形で表現する時代になりました。
従来は、画一化され、ほぼ同じ形のものが主でした。
近年、祀る側の祈りの思いを形で表現したいと、個性あるお墓が増えてきました。今回は、もはやアート作品といえるような個性あふれるお墓を紹介し、お墓を作るうえでの自由さを感じてもらいます。

お墓のアート作品は、さまざまな形や素材で作られています。

  • 彫刻

彫刻は、お墓によく見られるアート作品の一種です。石や木などの素材で、故人の顔や姿、あるいは故人が愛した動物や風景などを彫刻します。

彫刻のお墓の写真
  • 絵画

絵画も、お墓によく見られるアート作品です。絵画は、故人の描いた絵や故人の人生を振り返る絵など、さまざまなものを彫り込むことができます。

絵画のお墓の写真
  • 文字

文字も、お墓によく見られるアート作品です。文字は、故人の戒名や名前、あるいは故人の人生を象徴する言葉などを刻みます。

文字のお墓の写真
  • ガラス

ガラスも、近年お墓に使用される素材のひとつです。ガラスを石にはめ込みます。ガラスは、透明感や色彩の美しさがあり、また光を透すのが特徴です。ガラスのお墓は、故人の魂が天に昇っていくイメージを表現することもあります。

ガラスのお墓の写真

お墓のアート作品は、故人を偲ぶだけでなく、遺族や訪れる人々にとって美しい景色心を癒やすものになるでしょう。

決めつけられて、❛こうでないといけないもの❜との慣習的な形でなく、祀ってゆく人々の思いを形にし、個性に価値を認める時代です。
弊社も、常に新しいものにも挑戦しています。
これは無理かと思われるようなものでも、共に考え、お互いに満足のゆく世界に一つしかないお墓を創りましょう。


お墓の彫刻には、決まったルールはありません。伝統的な和形の墓石と、近年増えている洋型や個性的なデザインの墓石では、刻まれる文字や位置、書体、彫り方などが異なります。
和形の墓石では、棹石(軸石)の正面に家名や題目、経典の一部、正面以外に建立者名や建立年月などが刻まれます。近年の傾向として洋型や個性的な墓石では、個人や家族の想いを込めた漢字や単語、メッセージなどが刻まれます。

お墓の棹石に彫刻される文字には、家名、凡字、施主名、施工年月日があります。
お墓の脇の戒名板(戒名が彫ってある石板)には、戒名、俗名、没年月日、年齢が刻まれます。

戒名板の写真

上の写真の赤く〇した部分が戒名板です。

戒名板に刻まれるものの説明

戒名

戒名は、故人が亡くなった後、僧侶から受けられる名前です。俗名を捨てて新たな名前をもらうことで、仏門に入った証となり、戒律を守る決意を表します。

俗名

俗名は、生前の名前です。戒名と合わせて彫刻することで、故人の経歴や人柄を偲ぶことができます。

没年月日

没年月日は、故人が亡くなった年月日です。彫刻することで、故人の死をいつ、どのように迎えたのかを記すことができます。

年齢

年齢は、故人が亡くなった時の年齢です。彫刻することで、故人が何歳まで生きれたのかを記すことができます。

家名

家名は、故人が属していた家系の名称です。彫刻することで、故人がどのような家系に生まれ育ったのかを記すことができます。

言葉

言葉は、故人の人柄や生き様を表現する言葉や、故人への思いや願いを込めた言葉など、自由に彫刻することができます。

イラスト

イラストは、故人が好んでいたものや、故人の人生を象徴するものなど、自由に彫刻することができます。

お墓の彫刻には、故人や家族の思いや信仰が反映されるものです。お墓を建てる時や文字を追加するときには、費用やデザインなどのさまざまな要素を考慮しながら、故人や家族の意向に沿った彫刻を選ぶことが大切です。


年の初めだからこそお墓を考える

お墓について 2024年01月09日

この度の能登半島地震にて被災された方々にお見舞い申し上げます。一日でも早く元の生活に戻られます事、心よりお祈り致します。

新年久しぶりに家族が一同に会し、昨年の出来事や自分の想いを話し合うことで、家族の成長を確認し合うことができます。新年の抱負や計画が膨らむ中、家族としての将来像を考えるうえで避けて通れないことが、お墓の問題です。年の始まりにお墓のことを考えることは、人生への深い洞察を得る手段となります。将来への準備、家族への感謝と絆、人生の意義と遺産、そして人生の営みを大切にするきっかけとして、年の初めだからこそお墓を考えることは意味のあることです。

将来を考えるイラスト

1.将来を見据えてお墓計画

新年が始まると、今年やりたいことや将来の目標がクローズアップされます。その中で、お墓の計画も重要な一環と言えます。予測不可能な未来に備え、遺族が心を落ち着け新しい年を迎えるためには、お墓の計画は必須です。自分や家族の将来を見据えつつ、お墓の整備を進めましょう。未来の不確かさに対処するためにも、お墓の計画は家族の安心と結びついています。思いやりをもって計画を進めることで、愛する人々が新しい年に前向きな気持ちでスタートできるようサポートできるでしょう。

2.家族への感謝と絆の深化

年末年始は家族が一堂に会する機会が増え、感謝の気持ちが高まります。そんな時に先祖や亡くなった家族に思いを馳せ感謝の気持ちを持つことで、家族との絆が一層深まります。亡くなった家族や先祖への感謝の気持ちを込めてお墓を整備することで、家族の歴史や絆を感じながら新しい年を迎えることができるでしょう。家族と共にお墓の計画を進めることで、未来への共通の理解誓いが生まれます。これは家族の協力体制を強化し、共に歩む人生への感謝を深める大切な一歩です。

家族のイラスト

3.人生の意義と有形・無形遺産の整理

新年の始まりは、過去の経験を振り返り、これからの人生にどのような意味を見出すかを考える良い機会です。お墓の整理や計画を進めることで、人生の意義や遺産についても深く考えることができます。自分が残したい価値やメッセージを、文字やモニュメントとしてお墓に込めることで遺産として残すことができます。これは、新しい年に向けて自己成長人間関係の向上に繋がり、より充実した人生を築く助けとなります。

4.人生の営みを大切にするきっかけ

お墓のことを考えることは、人生の営みを大切にするきっかけとなります。自分や家族の健康、幸福、そして亡くなった人たちへの感謝の気持ちを新しい年の始まりに再確認することで、日常生活においてもより充実感を感じることができるでしょう。人生の営みを大切にすることは、新しい年のスタートにおいてポジティブで前向きなエネルギーを醸成します。お墓の存在を通じて、人生の有限性を理解し、大切な瞬間をより深く味わうことができるでしょう。

まとめ

新しい年が始まるにあたりお墓のことを考えることは、人生において重要な意味を持っています。将来への準備、家族への感謝と絆、人生の意義と遺産、そして人生の営みを大切にするきっかけとして、お墓計画は新しい年のスタートに相応しいテーマです。お墓のことを考えることで、人は人生の尊さ大切なものに気づき、より充実した新しい年を迎えることができるでしょう。


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