今あるお墓、将来どうされますか?
お墓って、どうして大切?
そもそもお墓とは
お墓は、死者を埋葬するための場所であると同時に、精神的な健康にも影響を与える重要な存在です。
育ててくれた家族に対して育てられた家族が、感謝を込めてその記念として自分たちで建て自分たちで祀るというのが、従来のお墓の基本です。
また家族以外でも、お世話になった人たちが故人を訪ね、お礼を言うことができる場所です。
家族にとっての価値
- これまでの感謝を伝えることができる、具体的な場所
- 年月が経過しても、ともに過ごした記憶を思い出し志を新たにしてくれる場所
- 騒がしい日常生活から離れ、心が安らぐ場所
- 故人さまが自分たちを見守ってくれていることを実感できる場所
お墓は故人さまのこれまでの生き方を示すものであり、いわばその人そのものともいえるのではないでしょうか。そのためご家族にとっては故人さまに会い、心の中でお話をすることができるかけがえのないものとなります。

お墓を受け継いでゆくために
そうはいっても、少子高齢化や都心への若者の人口流出が進む現代では、高齢のご家族がお墓の管理をしていくことが難しい現状にあります。
屋外で時には激しい風雨にさらされるお墓は、キレイにしておくための常日頃の手入れが欠かせません。
しかし家からお墓までの距離があったり複数のお墓の管理が必要な場合、ご家族にとって大変な負担となりえます。
では、今あるお墓を今後も残していくためにはどうすればよいのでしょうか。
鍵を握るのは「整備」
ご家族の負担を減らし今あるお墓を次世代にも残していくには、墓地整備が肝心です。
例えば、
- 複数のお墓をまとめる
- 複数のお墓が別の場所にある場合、それを一つにまとめることでお墓一つひとつの管理により力を入れることができます。
- 複数のお墓が別の場所にある場合、それを一つにまとめることでお墓一つひとつの管理により力を入れることができます。
- お墓を移転させる
- 昔ながらの慣習により、お墓が山の中にあるという例も珍しくありません。
そこでお墓の管理をしやすくするため、家に近い場所や行きやすい場所へ移すという方法もあります。
- 昔ながらの慣習により、お墓が山の中にあるという例も珍しくありません。
- 雑草を生えにくくする
- お墓のお手入れで厄介なのは、やはり雑草除去でしょう。炎天下のもとでの長時間の作業は、熱中症の原因にもなります。また取ってもすぐに生えてきてしまうため、定期的に行わなければなりません。
しかし墓地に敷石などをすると、雑草の生長を妨げることができます。
- お墓のお手入れで厄介なのは、やはり雑草除去でしょう。炎天下のもとでの長時間の作業は、熱中症の原因にもなります。また取ってもすぐに生えてきてしまうため、定期的に行わなければなりません。

新しくお墓を建てるときのポイント
では新しくつくったお墓を今後も残していきたいときは、どうすればよいのでしょうか。
そのポイントは「現状にぴったりのお墓のスタイル」を見つけることです。
小型化
それぞれの家族が、自宅で祀る。これを可能にするのが室内用の小さなお墓、「遷墓(せんぼ)」です。
南口石創がご提供する室内墓の詳細は、こちらから。
デザイン性
古くからの主流である和墓の他にも、洋墓やデザイン墓とよばれるスタイルが増えてきています。
特に洋墓は、故人さまが生前大切にされていたものや趣味などをもとに、理想に近いお墓をつくることができます。
ご家族のためのお墓とは
故人さまを尊敬し感謝して祀るとともに、故人さまと「心の中で対話」することができるのが、お墓という場所です。
この対話は将来へのやる気や元気、勇気を生み、自分の悩みを和らげ解消するためのヒントや助言を与えてくれます。
人生の節目節目で静かに向き合うことにより「人生の意味」や「方向性」を与えてくれるのです。
このようにお墓とは故人さまだけでなく、「いまを生きている人」にも重要な場所なのです。
お墓屋さんの我々からしても、みなさんが生きるうえでの心の助けやゆとりとなってほしいという願いを込めて、日々お墓作りに励んでおります。