こだわりの石墓ブログ

例年になく、お盆前は酷暑日の連日で鳥取でも
最高38.6度を記録しました。

8月15日は、うって変わり台風7号の接近で
風雨に悩まされました。

コロナ禍開けの楽しみの行事も、
やむなく延期となったものもありました。

とはいえ、年に一度のお盆です。

他界された親しいご家族と
コミュニケーションの場、
家族の絆を深めるまたとない機会でした。

家族を想い将来を考えたり、お墓のあり方、
祀り方をどうするか。

少子化、高齢化、人口減少化の時代です。

今後をより生き抜くため、
かしこく、つよく、たくましい「家族」のあり方
が問われる昨今です。

7月末NHKテレビを見ていると、
仏壇に「高崎の峠の釜めし」の容器が
祀られていました。

そして仏壇と釜めしの容器という
意外な組み合わせの種明かしがされていました。

NHK人気番組の一つ
「ファミリーヒストリー」高橋克実さんの
回でした。

お母様の大好物「釜めし」の容器が
お父様のたっての想いで、お供えされていました。

一般の人でみれば、この意外すぎる
取り合わせです。

お父様が群馬へ出張時、
毎回お母様の大好物の
「峠の釜めし」をお土産にされ、
お母様も心持にされていたとのことです。

相手への、思いやりや感謝の気持ちが
いっぱいつまった「釜めし」です。

まさに万感の想いがつまった「釜めし容器」は、
お母様に対する
感謝の気持ちの最高の表現としてのものと感心し、
深く納得させられました。

そして、容器の中に入っていたものもまた
意外なものでした。

みなさん何だと予想されますか?

なんと、
お母様ご遺骨が分骨され入れてありました。

日本人なら、だれもが抱く、
人が人を思う心の深さです。

自分にとって特別な人への
感謝の表現」を形として
日常的に表せる場をつくられていました。

最愛の人を最高の想いで祀る、
心あたたまるシーンでした。

お墓は単に、
ご遺骨を納める場所だけでは、もったいない。

他界された人も、ご遺族も
これまで以上にもっともっと家族の絆を強め、
ご家族が、かしこく、つよく、たくましく
生活できる場が提供できないかと、
弊社は昨年より
どこでもおける小さなお墓、遷墓」を
提案しています。

省スペースで室内の出窓、寝室、棚などの
ちょっとしたスペースがあれば、OKです。

大きさはB5サイズノートより小さく、
約4.5kgでどこでも移動できます。

何よりも、そばにいるのでいつでも気軽に
コミュニケーションが取れます。

お子様も独立され、お一人様でも、
いつまでもこれまでと一緒です。

現代のライフスタイルに合わせた
新しいスタイルの一つが「遷墓」です。

詳しくはこちらへ👉遷墓について


お仏壇は、仏様を祀るもの。

お墓は、亡くなった人と先祖を祀るものです。

お仏壇は、お寺の本堂を小さくしたものと言われ、
最上段中央に、信仰の対象物となる御本尊が祀られています。

位牌(いはい)は、亡くなった方が
仏の道に入ったしるしとなるもので、
「成仏する」ように祀ります。

文字どおり、『仏の世界観』が仏壇です。

お墓は、亡くなった方の御遺骨が埋葬され、
遺族が故人を想い、ご冥福を祈るための場所です。

最近では、従来のお墓とは違った、
個人向けのお墓も出しています。

それが、遷墓です。

遷墓は、核家族、少子化、高齢化など、
現代のライフスタイルの変化に合わせた
新しいタイプの室内墓です。

遷墓の利点として、次のようなものが挙げられます。

 1.少しのスペースがあれば、どこにでもおける

 2.家に置くため、墓参のための時間がいらない

 3.草をとるなどの維持管理の手間が不要

 4.費用が安い(従来型の平均の20分の1程度) 

遷墓は、信頼し、支え合い、
かけがえのない家族の良さを大切にしています。

父母、祖父母、お子様などがなくなった際に、
形を変えて家族として室内に祀ります。

見守られ、元気づけられ、励まされる。

いつまでも大切な家族” それが遷墓です。

みなさんの意見も参考にしたいので、下のリンクにアクセスし、

ぜひ意見をお聞かせください。

           ご意見等はこちらへ


お一人様いらっしゃい

企画 2023年05月31日

梅雨入りといえど今日はまるで夏の天気です。

夏のイメージ

少子高齢化、人生百年時代、好むと好まないによらず「お一人様」が増える時代です。

そこで、お一人様が良いところと困るところを考えてみましょう。

良い点

 1.他人と関わるわずらわしさがない。

 2.自分のために使える時間が多い。

 3.自分中心で考えればよく、物事の計画が立てやすい。

困る点

 1.自分だけの考えにおちいりやすく、独善的になりやすい。

 2.何かやるときに他人の協力を求めにくい。

 3.老後に自分の世話をしてくれる人が不明確。

一人の世界のイメージ

今後ますますお一人様が増える時代。

今現在お一人様で困っている人が抱える

  • 現在の問題
  • 将来に不安と思われること

将来お一人様になる可能性がある人が抱える

  • 将来不安と思われること
  • 自分の周囲でお一人様が抱えている問題点

これらを広く集めて皆で

課題解決の場

を作ろうと思います。

つきましては、みんなが抱えているお困りごとをみんなで共有しませんか?

よろしければお一人様アンケートにアクセスし、あなたの心配事をご記入ください。

お一人様アンケート

皆様の回答結果は、後日ブログで発表いたします。

皆で解決する場を作りたいと思います。


八芳園創業者に私達は何を学ぶのか

モニュメント 2023年05月24日

令和4年11月末、
長谷敏司翁顕彰碑の改修工事のご用命を承りました。

私はいつも「仕事を請け負う時」

1 何故その仕事がきたのか
2 発注者の思いはどうなのか
3 私は何のためにその仕事をするのか

をまず考えます。

しかし今回は、顕彰碑ということもあり、
長谷敏司翁の考えに想いを馳せるところから始めました。


佐治町出身の敏司翁は、東京での八芳園の創業、地元企業への出資・経営参画といった事業だけでなく、佐治村、県立高校等に多額の寄付をされ尽力された方。
その思いは、ご遺族に引き継がれ、今日の事業を発展させておられます。

また、奨学会の設立につなげ、若者の育成にも力を入れられています。その根幹にあるのは「人と未来」に対する無限の可能性への想い、と確信しました。


工事の年である令和5年は各事業の周年記念が重なる年です。顕彰石碑改修工事は、敏司翁の
想いを再発見する大仕事。つまり改修ではなく「再生」である。こう認識すると心が引き締まる思いがしました。

まずは石碑と対峙。

見えてきたのは多くの課題でした。

石碑と文字のバランス。
幅約1.7×高さ約2.5mという存在感のある石碑とそこに掘られた東大寺別当揮ごう文字。
両者を、どちらも負けない、そして、相互に引き立たせるための工夫が必要でした。

さらに、建立後46年の経年劣化。

正直に言うと、やりがいはもちろんのこと、同時にプレッシャーもあったと言わざるを得ません。
しかし、振り返ると名誉ある石碑再生に携われた事に感謝しかありません。


変色や石材中央部への表面汚れの浸透、石板の傾きやコケ、さらには顕彰説明文銅板についた黒錆対応などでした。
汚れを落とすことや傾きの修正は、苦労したものの、これまで培った技術でなんとか解決できました。

今回とりわけ注力したのは、この工事で顕彰石碑の価値をさらに高めることでした。
単に石碑の汚れを落とすのではなく、周囲の景観と同調しながらも存在感やメッセージ性を出すこと。
そのために5種類の薬品を試行錯誤しながら、汚れを取りつつ見た目の凹凸感を出すことでした。

太陽の動きとともに変化する石碑表面の影が動的な印象を与えることができるからです。
文字の彫りは土台の石碑との明度をはっきりさせることで石碑の大きさに負けないよう引き立たせ、仕上げに落款印に朱色を入れることで全体をキリッと見せました。
最終的には、里山を背景により力強く再生した顕彰石碑に敏司翁も喜んで下さっているのでは、と自負しております。

敏司翁の石碑を、それぞれの人が自分自身として何を思い、どう学ぶのか。

一度この名実ともに巨大な石碑と「対峙」してみてください。

今後、佐治のこの顕彰石碑が「人々に新しい可能性、未来への希望を抱かせる」聖地となり人々の「聖地巡礼」が行われる日々が来ることに夢を託します。


人口減少、高齢化、少子化が顕著化してる現代。

お墓を建てるか永代供養かとても悩ましい問題です。

お墓は、自分を育ててくれた両親、祖父母への感謝の場です。

一方永代供養は祀ってくれる人がいないとか

お墓が遠過ぎることや

高齢化して維持管理が難しい人などに代わって

お寺とか霊園が祀ることです。

この様に「お墓」か「永代供養」のどちらか

二者択一を「求めよう」としたり

「求められてる」かに感じます

がほんとにそうでしょうか。


本来「祀る」とは「感謝の気持ち」と

「維持管理の行動」が一緒になってるものです。

これを「お墓か永代供養か」二者択一で

どちらかを選べと言うのは無理難題です。

だから自然と悩ましい問題となるのです。

「祀る立場の人がいる限り」その人が祀るべきです。

それが本来のあるべき姿です。

現にお寺様のなかには祀る人がいる限り

「永代供養は受けられない寺」もあります。

二者択一に対す打開策を考えるべきです。


打開策として

①家単位でなく、

「兄弟別々の墓を一つにまとめて兄弟で祀る」

②弊社提案の「自宅に置ける小さなお墓:遷墓」

③「嫁ぎ先と実家」を祀る「両家墓」

具体的内容を知りたい人遠慮なくお申し付けください。

有限会社南口石創ホームページ


自分達で「祀る」ための知恵をだし一生懸命祀る。

それができなくなった時初めて「永代供養」とする。

これが家族、兄弟のためにもなり、

孫の情操教育に繋がります。

亡くなった人も含め、有意義な人生になると思います。


時間を作る3つの秘策

お墓について 2023年04月27日

いろんなことに忙殺される昨今。

まさに「光陰矢の如し」

いかに自分の為の時間を作り有効に活用するか

賢い生き方が問われます。

「時は金なり」

貴重な時を「時間銀行」に預金しましょう。

「あなたの口座」を作りましょう。

そこで、お墓のプロがお墓を使い

「時間を作る3つの秘策」をお教えします。

その「3つ」とは

1.自分で預金する。

2.家族、親族に預金してもらう。

3.専門家を活用して預金してもらう。

1.自分で預金する。

月に一回程度お墓掃除する。(30分あれば充分です)

①雑草除去、墓石の汚れ落とし、木の葉等の掃除。

気分転換の時間にもなり、心もリフレッシュします。

③人に会い話すことでお墓の管理、便利な掃除方法などの情報交換もできます。

2.家族、親族に預金してもらう。

①普段あまり掃除に来ない家族、兄弟に掃除してもらう。

②小さな子ども、孫でも簡単なことを頼めば案外役立つ。

(「情操教育」にもなる。大人が、きずかぬ良い方法の提案もある)

➂家族等の絆が深まる。

3.専門家を活用して預金してもらう。

①どうしても落ちぬ汚れ落とし、プロの技を利用する。

防草用に薄くコンクリートを敷きその上に化粧砂利を敷く。

③床面を防草真砂土、石張りなどにする。

(一時出費となるが大幅な掃除時短、美観向上、心の余裕ができ以降毎回空き時間有効利用)

専門家の仕事の内容に関心興味ある方はこちらをどうぞ。

「お墓の管理・メンテナンス」

やわらかな春先のそよ風の様に

平穏な日々の継続を誰もが願います。

しかしながら世間全般「余裕が少なき時代」で

ライフスタイルも変わりました。

大家族が核家族へ、核家族から個人中心へと

「自己確立し自己表現が求められる時代」です。

賢く自分自身に投資する時間を作り、

自己確立をしながら

「心身ともに健康で豊かな生活」を

めざしましょう。


新しい形の手元供養とは

お墓 2023年04月15日

人がなくなればご遺体は荼毘に付され、これまでの日常が一転します。

非日常を日常として受け入れざるを得ず、葛藤が生まれます。

そこで「哀しみの受け入れ方・忘れ方」として下記の3段階があります。

①哀しみを哀しみとして充分に受け入れる。

②哀しみと向き合う時間として喪に服す期間を設ける。

③喪が開ければ、少しでも早く通常の日常生活に戻る。

この様に生活の知恵が生まれました。

しかしながら反面亡くなった人をより身近に感じ

また生前の身体がなくなれば

少しでも早く日常に復帰できるとのメリットは否めないかもしれません。

これまでどうり共に生きていきたい思いにも絶ちがたいものがあります。

その様な思いを実現する形の一つとして

「手元供養」が生まれました。

手元供養で「キモ」になるのは

唯一無二のものとして残された遺骨です。

それが供養の対象となります。

従来の手元供養

①従来の手元供養ではペンダントや

ブレスレットの中に入れて身につける。

②ミニ仏壇で祀る。

③その他。

私の考える「手元供養」とは

①亡くなった人を従来と同様の思いで

家族として生活することです。

②現実的には「自宅における墓:遷墓」

活用する日常生活です。

日常生活に組み込む方法で自分に合ったやり方の

手元供養を行うことです。

遷墓の具体的な形して

①置く場所としては「寝室」「出窓」や「ちょっとした棚」など

どこにでも好きな場所に置けます。

②デザインも正方形、円柱型、置時計型など

お好きなデザインに加工できます。 

③もちろん故人が好きだった花、動物、

趣味の作品、文字、模様など彫りこむ事も可能です。

④自分に合った、故人が好きだった小物を

添えることもできます。

従来のように、供養とはこうあるべき

この様でなければならない

との考えに必要以上に縛られないことです。

供養の本質は「忘れることなく」

故人を偲んで祀ることにより

「見守られ」「勇気つけられ」「温かさ」を

感じる事にあると思います。

そんな家庭を作るべく現在のライフスタイルに合わせて

自らの生活空間を創る。

具体的方法として

「自宅に置ける小さなお墓遷墓」
(遷墓紹介ページはこちら)

の利用、活用はどうでしょうか。

温かで、活気あふれる「新たな日常生活」にしてみませんか。


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